全国曹洞宗青年会主催
電話相談員養成基礎研修会


平成22年3月1‐2日

全国曹洞宗青年会(全曹青)では、
第18期
(平成22〜23年度)のスローガンを“いのちの声に耳を澄ます”と定めました。

このスローガンの下、第18期の基幹事業として「電話相談事業」に取り組んでおります。



副住職も、及ばずながら「電話相談」のイロハを学ぶべく、東京で開かれた研修会に参加してきました。





当日の参加者

関東一円より、また中央開催ということで全国より、
60名余りの青年宗侶が集いました。



          

電話相談の基本は「傾聴」

(写真中央)
特定非営利法人メンタルケア協議会の西村由紀さんによる講演では、
実際の電話相談における経験の中から、
「話の聞き方の基本」と題した講演をいただきました。

電話相談の基本である「傾聴」を実践するにあたって、
受容し、明確化し、明るい助言をするという3本柱が大切であることを教えていただきました。

*   *   *

(写真左右)
研修会の進行および数々の講義は、全曹青の基幹事業委員の方々が務めて下さいました。

今回の研修へ向け、相当な準備をされた様子で、
その姿にとても刺激を受けて参りました。




     

講義の様子

初めてお会いする方と2人組になって、
他己紹介…<相手のプロフィールを聞き出し、紹介する> をしたり、

想定された相談内容に従い、
ロールプレイ…<相談者/受け手/観察者となって実際の相談を演じる> をしたり、

相手の言葉に耳を傾けるカリキュラムが大半を占めていました。




普段、教えを「伝える」ということばかりに目がいきがちな自分ですが、
相手が何を感じ、何を求めているのか?
これらにも目を向けていかなくてはならないということを痛感した研修会でした。

いろいろな場面で、「傾聴」を心掛けていきたいと思います。


(本ページ内の画像は、全曹青HP<般若>よりお借りいたしました)

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