慶雲寺ひとこと法話～今日のつとめが　永遠の道を開く

　天皇陛下の退位も決まり、平成の時代もあと１年余り。若さの象徴でもあった〈平成生まれ〉も四半世紀以上を重ね、今年も大詰めとなりました。
　この１年、いかように積み重ねてきたでしょうか？師走の慌ただしさの中でも、客観的に自分の１年間を振り返ることは大切なことだと思います。
　自分の目標に向けしっかり頑張ってきた…／相手を思いやる行いを心掛けた…／周りの方から笑顔を褒められた…などなど、いずれも素晴らしい毎日を積み重ねられたことでしょう。一方で、ちょっと頑張り切れなかった…／ついつい手を抜いてしまった…。大丈夫です。反省は次に向けてのスタート地点！
　「終わり良ければすべて良し」とは申しますが、ひとつひとつの「つとめ」をしっかりと果たしながら、新年へ向かって参りましょう。その積み重ねは、来たる新元号の世にもしっかりと続いていくはずです。